葛藤日記

TheWords サトウサラの日記

my favorite things ①村本大輔

いや、あたたかくなりましたね。私の住んでる川越も、桜のつぼみがむにゃむにゃと咲き始めていました。相変わらず頸椎うつなdaysで、首痛いなあとかうつっぽいなあという日が多いのですが好きなことについてだったらちょっと書けるかもと思って、今日から私の好きなことを紹介するmy favorite things というシリーズを始めてみるね。

 

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2月にね、村本大輔さんの独演会に行ってきたんですよ。お笑いはかろうじてM-1は見るくらいで全然うといのですが、いつだったかのTHE MANZAIで福島の原発とか、沖縄の基地問題のことをまくし立てて喋ってて(うわあ、正しい)と悲しくなる感じ。私は美しいとか綺麗なものよりも、正しくて優しいことに心をつかまれる傾向にあるんですよ。そうだ、書いてて思い出しました、東京都現代美術館石岡瑛子展でもミッキーマウスが目を覆ってるデザインがあって、それはヒロシマの現状を見ようとしないアメリカへの風刺画なのですが、テキーラをゴクッとやったときのようなカーッとした感じと言いますかね(たまらん)と思うのですよ。

 

村本氏の独演会は緊急事態宣言も解除されないし、会場渋谷だし、うつだし、もし帰りたくなったら引き返してこようと言い聞かせて行ったのですが会場に着いたら人が列を作っていて、年齢層は30〜50代とやや高めで、なんか来てるお客さん見てたら村本氏がこんなに支持されてるってすごい、全然捨てたもんじゃないぜと嬉しくなりましたね。(ちなみに私はアメリカのタクシー運転手に出身を聞かれて北朝鮮って答えるやつと、森喜朗の女性蔑視のネタで女性が「そうそうそうそう!あたしもなのよ!」ってヒートアップしちゃって会議が長くなる話が笑った)

 

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講演の最後に村本氏が最前列のお客さんに「なんか喋ってほしいことある?」って聞いてたけど、私だったら何がいいかなあ。「うつ」とか「精神科」とか言ったら会場のお客さんは引くかなあ。でも村本さんだったら何とか笑いにしてくれるだろうな。他の人が話題にしてくれない、ないことにされてるタブーを笑いにするなんてやっぱり優しいよ。

 

 

 

ご注文は「好き」というメッセージのようで

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うつが重く、出かけたくない、なんなら動きたくもない、誰にも会いたくない、治療に行くのもちょっとまた今度で・・・という感じだったのですが今月半ば、友達からきたLINEにうれしいのに返事ができないことにむせび泣いた晩、布団にくるまりながらtwitterを検索し、なにやら良さげな鍼が川越にあるのを見つけてやっと治療に行ってきました。北京堂という鍼灸院なんですが、院長の浅野周先生という方は日本の鍼灸でも3本の指に入るとか、日本一だと言ってるお弟子さんもいたりして(twitter調べ)えらい信用できそうじゃんってことでgo to。

 

結論から言うと、うつは首からきていて「あなたの場合うつと言うよりは首の凝り、首が治ればうつも良くなるんじゃないかな」とのことでした。私はこれを5chの人たちに知らせたい。うつなdays毎日5chを見に行っては(うつな同志よ・・・)とスレッドを眺めていたから。「ねえ、首のコリだったんだけど、ストレートネックな人いたら鍼行ってみて。うつじゃないかも」投稿っと。

 

私は6年前くらいに胸郭出口症候群というストレートネックをこじらせた神経痛になって箸が持てなかったり、手をぶらぶらさせて歩いているだけで激痛という時期があり、この時は実家の近くのカイロっぽい接骨院に行って治したのですが、頸椎、またお前だったのかい。1月4回行って、だいぶ良くなってきました。首の他にも低気圧がくると頭が痛くて頭痛ーるヘビーユーザーだったのですが、最近はノー頭痛。これ治らないと思ってたよ。青白い顔して仕事に行ってた頃の自分に教えてやりたい。あなたの場合相当悪いって言われて、一体いつから自分のせいじゃなかったんだろう、うつな人は自分の根性が足りないからだとか、頑張れないのは自分がいけないんだとか、罪悪感が蓄積されて自己肯定感築くの難しくなっちゃうから、自分を責める前に首が凝ってることに気づけたらどんなによかっただろうとまじで思いますなあ。でも、もう大丈夫だよ。

 

そうそう、11月から丸3ヶ月の間SNSから遠ざかりblogの更新のお知らせすら投稿してこなかったにも関わらず誰が読んでくださっているのかアクセスがあり、まあお客さまだよねと思ったんですよ。上記の通りうつなdaysにも3yearsoldでは度々ご注文をいただいておりオーダーのたびにポストカードの裏に作品のエピソードを書いていました。12月頃からpreppyっていう万年筆 を使い始めて、下手な字なのに味わいが出て気に入ってます。このポストカードの裏にblogのQRコードを載せているので、そこからアクセスしてくださった方もいるかなと。

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お客さま、3yearsoldの閉店セール自体は去年の9月から始まったんですけどね、なかなか次のブランドTheWordsについてお知らせが出せなくてすみません。でも私はこの3ヶ月3yearsoldの商品が売れて、作品についてのエピソードをお伝えするのが好きでした。もしかして閉店セールとは知らずご注文された方や、たまたまの出会いかもしれません。私はうつなdaysを過ごしておりましたがその毎日の中でいただくご注文は「好き」というメッセージのようでそれに応えるべく毎回カードを書いていました。少しでもお礼を言いたくて、一人一人に宛てたくて手書きしていました。このカードはTheWordsになっても続けようと思っています。

 

そうそう、明日から2月ですがぼちぼちSNSにも戻ってみようかなと思います。まだ低浮上ってやつかもしれませんが。TheWordsの新作はハンカチを作ろうと思っています。3yearsoldよりももっと使ってもらいたいとわくわくしています。それじゃあ、そのうちまた。

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minne.com

 

 

 

 

 

冬季うつとの向き合い方

さて今年の大みそかは寒くなりましたね。うっかり手袋をはめずにコンビニに行って、まだ手がかじかんでいますサトウです。今日はメンタルさんにお時間を取っていただけるということでリモートでのインタビューをお送りいたします。

 

サトウ:メンタルさん、今日はよろしくお願いします。お加減はいかがでしょうか。あっ、モンスターエナジー飲んでますね。笑

メンタル:はは、笑。カフェインの力を借りようと思ってさっき買ってきました。よろしくお願いします。

 

:今日は少し笑顔も見られ、声のトーンも以前に比べ明るくなったような感じがします。前回blogを更新したのが約二ヶ月前なのですが、心境や体調などどういった変化がありましたか?

:はい、やはり11月から12月半ばあたりが一番つらく、田中圭一さんの『うつヌケ』にもあったように秋から冬の気温差にボコボコにされた感じがあります。特に気圧の変化で頭痛がしたり吐き気がすることがよくありました。でもそういった症状があると(私がふせっているのはまじで体調が悪いからなんだ)と安心にも似た感じがして仕方ないんだとあきらめることができました。あきらめてもまた叱責と葛藤を自分の中でぐるぐる繰り返すんですけどね。

 

カウンセラーの先生にブランドコンセプトを説明する羽目に

 

:11月の半ばにオンラインでカウンセリングを受けたそうですが、それについてはいかがでしたか?

 

:うん、これはよかったです。良さげな先生を選んでzoomで45分つっかえながらも話してみるとネガティブなセルフトークが若干やみました。例えば調子の悪いとき、自分の背中を思い切り突き飛ばす、あるいは自分の首を絞めたり、自分自身を痛めつけるようなイメージを持ってしまう、これはうつあるあるだと思うんですけど、カウンセリングで自分の口から「自分はいつ頃からこうで、最近もこんなことがあって・・・」と話していく中で、ふと(自分の背中を突き飛ばすこと、首を絞めること言わないでおこう、いま喋ってることとなんか違うから)とよぎったんですよね。カウンセリングのレビューを読んでいると客観的になれたという意見がたくさん見られますけど、まさにそうだと思います。

cotree.jp

 

:そうなんですね。

:はい、あと仕事の相談ももちろんしたんですけどね、そこでカウンセラーの先生に「サトウさんが始めようとしているそのブランドについてもうちょっと聞かせて」と言われて、うつなのに自分のブランドコンセプト語るとかつらすぎる〜!いま一番遠いところにいるのに・・・きついな〜と思いながら喋ったんですけど、それが自分にとってはよかったです。

 

:それはTheWordsについてですか。

:そうそう。「私は落ち込んでたときにいつも本や言葉に励まされてきたから、言葉で人を元気にするブランドをやりたい、そういうつもりでいた、いまうつだけど」って。

 

:うーん、葛藤のコアなんでしょうね。根っこというか。

:そうなんですよね。自分がこれを成し遂げたい、というゴールが見えているんだけど崖から落っこちて元にいたところよりも後退してしまった感じでした。

 

:なるほど。

:そしてカウンセラーの先生はこうも言っていて「例えば新入社員で気合十分だったやる気に満ちていた人が仕事に馴染めなかったり、頑張ろうと意気込んでくじけてしまう、そういう人はいっぱいいる。サトウさんはそれがわかるんじゃないかしら」って。これはほんとそうですよね。自分と同じ人はいっぱいいるんだろうな。

 

:頑張れないっていう空気、ありますよね。

:うん、あるよね。ここ最近HSP(Highly Sensitive Person)という言葉もメジャーになってきつつあるし、ラジオでK文学特集がやってたときもそう思ったよ。あ、なんかいま思ったんだけど “頑張れない” っていうと “できない” ニュアンスが強いけど、本当はもっとbe yourselfな感じだよね。とはいえ、この真理、境地ってお粥みたいな優しい味でなんか物足りなくなっちゃうんだけどね。

私は私のままで生きることにした

私は私のままで生きることにした

 

 

www.tbsradio.jp

 

モンスターエナジー飲んじゃうみたいな?笑

:そうそう。まさにね。つい劇薬に頼ってしまうんだけども。笑

 

Nスペ見て闘志に火がついた?

 

:他には何か気になった作品とかありましたか。

:うん、本はほとんど読めなくてTV見ることが増えたんだけど、Nスペの引きこもり特集は強烈なショックでうつの自分が言うのも変なんだけど見たあと(生きなきゃ)って思った。「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」 - NHKスペシャル - NHK

その日の日記にこんなことを書いたよ。

 

(番組の感想をtwitterで読んでいると、引きこもってる人に対して)死んで当然、死ねよそんな奴って言ってる人多い、でもそう言う人だっていやいや生きてるのかもしれない、そう思うと死んだひきこもりと絶望は似ているのかもしれないとすら思う、早く元気になって誰かの役に立ちたいと思う。

 

:確かにこれだけ強烈な絶望を目にすると、なんか湧いてくるものがあるよね。

:うん、そうなんだよね。TheWordsについて考えるとき、うつな自分にかけてあげる言葉もなくて、自分がこんな状態なのに言葉で人を元気にするって何だよそれ、何にも出てこないじゃん、説得力ないよって苦しかったけど、Nスペ見たときちょっと目が覚めたよ。戦うべき相手というか、VS生きづらさっていうか。

 

:そうか。TheWordsのキャラクターが天使なのはそういう理由なんだろうね。

:そうそう、そこに繋がるんだよね。

 

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天使は空から世界を見下ろして、どんな言葉を太字にするか考えてるという設定。

:明日から2021年だけど、大晦日にこの話が聞けてよかったよ。

:ほんとそうだよね。新年に間に合わないかと思った。でも間に合わなくてもいいんだ。不格好でもいい。昨日ふと来年の目標は目標を低くすることって浮かんで、それだそれだと思ってね。少しずつ取り戻そうと思って。

 

:そっか。開き直れることは大事だよね。では最後に、これを読んでくれた人に何かメッセージなどあれば聞かせてください。

:うーん、そうだな。なんかいろんな人に合わせる顔がないとか知られるの恥ずかしいとか思ってたんだよ。申し訳ないとかごめんなさいとか。でもそんなに関心持たれてるかなって、誰になぜ謝ってるのか自分に問いただした時に、結局は人はそんなに期待してなくて、自分の理想に苦しんでる部分が大半なんじゃないかって思ったんだ。だから、うん、何だろう、うまくまとまんないんだけど。

 

:そうか。でもおおむねいいんじゃないかな。わかる気がするよ。

:いい?はは。まあ、まだ病み上がりだからこれからリハビリしていきます。

 

:そうだね、ゆっくりね。でもよかったね。よくあがきましたで賞だよ。

:はは。もらっておきます。どうもどうも。それじゃあまた近いうちにね。

メンタル、倒れる

窓の外に見える雑木林の緑に色彩が失われはじめたな、じきに立冬かとぼんやりしていたところ、そういえば最近メンタルに会ってないなと様子が気になったので階段を降りてメンタルの部屋を訪ねてみました。ノックをした後「お茶のむ?」と声をかけてみたのですが返事がありません。ドアノブに手をやったところめずらしく鍵がかかっており、わたしはもうちょっと早めに来るべきだったなと内心舌打ちをしました。つとめて明るい声のトーンで「寝てるの?」「おやつ食べる?」と聞いてみました。すると「食べる」とだけ声が帰ってきましたがメンタルの声はどことなく眠たげでさては横になったままなのかもしれません。「調子、悪いの?」ドアに耳を近づけて返事を待っているとメンタルはややあってから「うん」と言いました。

 

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わたしはキッチンに戻って小鍋で豆乳をあたためながら今年も逃れることはできなかったか、うつ、と思いました。去年は10月18日の誕生日にFacebookへ寄せられるおめでとうメッセージがきつく、それぞれにいいねをつけながら返事が書けなくてごめんなさいと感じたものでした。そうそう、うつっぽいときっていやいや疲れが溜まっただけでしょ、それにさ運動不足じゃないかな、人と話してないのもあるよね、PMSなのだって大いに関係してると思うよーなどと馬をなだめるようにやさしく自分に相槌を打ってみるのですが、ネガティブな口癖が加速してるのに気付くと、あっ、今回ちょっとやばいやつかもしれない、とひとつのバロメータになりますね。あとはお風呂に入りたくなくなるのもあるなあ!あるー!もう夜ほんとだめ、夜ごはんも悲しくてかすみを食べているみたい。昼のほうがまだ味がする。最近タッパーでばっかり食べちゃってたのはうつの予兆だったのか。ちょっと脱線しましたが、みなさんはこころが翳ってきたときにどんな言葉が口をついて出てきますか?わたしは第一位が「ばかだな」二位が「あほ」三位が「ごめんなさい/すみません」ですね。ちなみに通常運転のときは「大丈夫」「がんばろう」です。

 

いやね、先週末ちょいと自動車事故を起こしてしまいまして。と言っても縁石に乗り上げてしまっただけなんで相手はいないし、すぐにレッカーを呼び整備士の方がジャッキで車体をキコキコと持ち上げ重ねた木の板を滑り無事レスキュー、樹脂のフレームがベコ!ってなっただけなんですけど。そのときわたしは買い物を終えてスシローをテイクアウトしてきたところだったのですが、その晩はすしの効力にあやかることはできませんでした。なんか失敗して落ち込んでるとずっと「ばかだな」「ごめんなさい」をぐるぐるしてしまうんですよね。まあ、大したことはないとはいえそりゃ落ち込むよね。

 

昨日は文化の日、もう文化の日って祝日の中でも気候も良くてそれこそ文化的なカルチャーエンタメイベントが毎年こそかしこで催されていて大好きなんですけど、わたしは手芸の先生に教えてもらった初雁公園での「kodawari の糸」というハンドメイドマーケットに行くと決めていて、公共交通機関はちょっと乗れなさそうな感じがあったので1時間 の距離を歩いて行ってきました。着いたのは14時過ぎでフードはほぼ完売していたものの素敵な帆布のスマホポシェットを買い(落ち込んでいるときに人が作った素敵なものにちゃんと気持ちが動くと、それもまた自分は大丈夫なんだなと思えてうれしくなる)さて帰ろうと本川越からバスを調べ、かなり疲れたのでぼーっと運ばれるままに乗っかっているとそのうちに道路が見たことのないところを走っていて地図を開くと自宅からずっと離れたところに来てしまって、結局見知らぬバス停から30分歩いて自宅へ帰りました。気分が落ちていると注意散漫になってしまうんだよね。

 

ほんで今朝は11時過ぎに電話がかかってきて、はいさとうですと出たら整体の予約の時間を過ぎてますよと言われ、今度は完全に時間を勘違いしていました。中国人の先生なので、すみませんも申し訳ありませんも違うなと思い「ごめんなさい」と言いました。今のわたしは6Pチーズで例えるなら5Pが「ばかだな」と「ごめんなさい」でできているよ。

 

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午前中酸素を吸うために歩いたパン屋のチョコのパンと豆乳のココアと一緒にトレーに乗せてメンタルの部屋へ行き「おやつ置いておくからね」と声をかけると1時間後にはすっかり完食したようで空になったお皿の上に「今の状況をおもしろおかしく書いておいてください」というメモがありました。なあに、そういうことなら頼まれましょうよ。伏せっているのにわたしにblogの更新を頼むあたりがさすがわたしのメンタル、こういうのを転んでもただじゃ起きないっていうんだよ。

奇妙なtwitterアカウントを見た話

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最近、奇妙なtwitterアカウントを見てしまいそのことがしばらく頭から離れられないでいる。

 

わたしには夜寝る前に眺める「まぶしい」と名付けているtwitterのリストがある。勝手ながら「つらい」で検索し、ああ、わかる〜と思った人をフォローしている。このリストの人たちはみんな匿名で、つらいながらも言葉で表現することで自身をを保っている姿がわたしにとってめちゃくちゃまぶしい。

 

さてそのリストをいつものように布団にくるまって眺めていたとき、リプライを飛ばしている人のことがふと気になってその人のホームを見に行くと、プロフィールに「新卒だけど会社を辞めたいアカウント」というようなことが書かれていてツイートのほとんどが仕事の愚痴で埋まっていた。同じ境遇の人のツイートをRTしているので、彼女がどんな人をフォローしているのか見に行くとそれがまた見事にほとんどすべてが「新卒で、仕事を辞めたいアカウント」のようだった。なんだかばつが悪い感じがしてそっと離れた。

 

「complex」という言葉がある。日本語では劣等感という意味合いが強いけれど、英語では複雑、多くの部分から成る、という意味でシンプルの対になる言葉だ。わたしは自分のことも人の心もそんな単純じゃなくて、どうしようもなく目も当てられないようなダメなところもあるけどそんなに言うほど悪くないでしょ、としょっちゅう言い聞かせている。例えばblogを書き終えて、なんだよー捨てたもんじゃないじゃんかよーとどっど安堵する。そうやって自信のなさを感じては得意なことをしてバランスをとっているのだ。

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だから「新卒で、仕事を辞めたいアカウント」がみんな同じ顔をしているようで、それをもったいないなと思った。それにそんな名前を名乗ってちゃ、働いていていいことがあったときにそれを書けないじゃん。辞めたい彼、彼女らはかつての自分のようだったかというとそれも違う、わたしはそもそも大学を中退してるから新卒フルタイムで働く厳しさを知らない。でもその頃やはりかばんには何冊も本が入っていて、家に帰りたくないときはお腹が空いていても図書館で本を探してた。今はまだ若くて、自分の好きなものがわからないのかもしれない。なんとなく疲れた人、もうすで充分頑張ってる人に届ける言葉についていつも考えている。

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no title(2016)